2014.10.20
カテゴリ:平和な世界
誰もが幸せな時間
食べることは幸せ
18日付の東京新聞「筆洗」のコラムに
小説家 関高健氏の言葉が紹介されていた。
[食事は台地に近いほどうまい」
インド シク教の聖地 黄金寺院
何百年も受け継がれてきた、
ランガルと呼ばれる、無料の食堂がある。
そこでは、
地位や性別、年齢に関係なく、
誰もが公平に
料理を作り、
同じ床に座って、ともに食べ
みなで後片付けをしている。
みな平等に働いている。
世界中で、グローバル化の名の下で
格差や、差別化が拡大している。
富を独占するものがいれば、
一方では、日々の食料さえ手に入れられないものもいる。
必然的に争いが起きてしまう。
みなでともに食事を作り、
一緒に食事をして
おなかを満たす、
みな幸せな気分になる。
笑顔で、瞳を輝かせながら、
一緒に作ったカレーをほおばる、
そこには争いもなく、
平和な時間が流れている
[心に通じる道は胃を通る]
再び、関高健氏の言葉である。